【読書感想】ホテルローヤル/桜木紫乃
ラブホテル「ホテルローヤル」を舞台にした7編のお話。人の悲哀全開で、大人の事情もあったりして、隠すべき裏側を覗き見ている感じに引き込まれて一気に完読。
どんなに常識人の顔をしていたって、心の奥には本能として同じような思いを持っているよね。誰だって寂しさを埋めたいし、つながり合う喜びを感じたい。自分の人生を主役で生き抜きたい。
こういう欲と上手に付き合うのは難しくて、時々自己嫌悪になるけど、この7編の物語を読むとなぜか少しホッとする。人としての正しさじゃなくて、「ほんとうのところ」が描かれているせいだと思う。
男と女のドラマを覗き見たい方におススメ。
マーくん、今日も負けず。
マーくんすごい、CSでも負けなかった。
9回のピッチングしか見てないけど、角度のあるストレートは急速は150k出てるし、フォークも鋭く落ちるし、あれじゃつけ入る隙もないでしょう。
勢いにのったロッテでもダメだったか、、、ここまできたら巨人も押さえ込んで負けなしの1年で終わってもらいたい。
これだけの記録を残して、日本一も穫ったとしたら、次はメジャー挑戦でしょう。楽天にとってはものすごく痛いだろうけど、ぜひともメジャー挑戦を後押ししてほしい。
鬼の居ぬ間にホークス復活ということで、、いやいやそんな邪なことではなくて、純粋にメジャーの強者どもを抑え込む勇姿を見たいだけだからね。
頑張れ、マーくん!
広島は痛い1敗
広島は惜しかった、実に惜しかった。
大竹さんがナイスピッチング。解説の江川さんも今季最高と褒めるほど。坂本に投げた1球は確かに失投だったけど、まぁ相手が巨人ですから2点におさえたのは合格点でしょう。
私が思うに、勝敗を分けたポイントは、横山が阿部に2−3から投げた1球。インコース低めに最高のスライダーを投げ込んだのに、審判の判定はボール。あれが見逃し三振で終わっていれば、試合の流れは広島に傾いていたと思う。
審判のジャッジに文句をつけるのはルール違反だが、それでも、あそこで審判の右手が挙がっていたらと思わずにはいられない。
あぁ残念。
明の伊東監督、暗の渡辺監督
ロッテが西武を破り、CSの第1ステージを突破した。ネットのニュースでは、伊東監督の6年越しの雪辱劇だと書いてある。
なんでも西武球団は、長年の功労者である伊東監督に対して、突然の監督解任通告、最終戦に花束も用意せず、ねぎらいの言葉もなし、そんなぞんざいな扱いをしたのだそうだ。
伊東監督は、そんな球団に対してリベンジを誓い、今回この大一番で達成した。試合に勝っただけでなく、渡辺監督の辞任や涌井投手の流出と球団内のゴタゴタがニュースを賑わせている。
まさに流行りの「倍返し」だったのかもね。
6年間も伊東監督の心に潜伏して、そのパワーを失わずにいたなんて、人のうらみは怖い。。。気を付けましょう!
THE大阪、夜の部。
ホークスCS出場ならず
CS出場が叶わず、残念でならない。
悔やむべきは、残り2試合となったあの日ハム戦。柳田のホームランで4−1とリードを広げ、あとは守り切るだけ。ホークスのブルペンなら3点差は安全圏のはず。
それが、五十嵐の乱調であっという間に無死満塁。代わった嘉山があと一歩踏ん張りきれず逆転を許してしまう。
結局、そのまま逃げ切られて、大事な試合を落としてしまったわけだが、この場面、秋山監督はなぜ8回に五十嵐を登板させたのだろうか?
大一番の試合に、クローザーのプライドを傷つけるような起用法をする必要があったのだろうか?ここが不可解でならない。
五十嵐で2イニング行くつもりだったのだろうか?真相はベンチにしかわからないけど、あの采配が大きな分かれ道になってしまったことが残念でならない。