【読書感想】月魚/三浦しをん
古書業を営む幼馴染の若者ふたりのお話。幼少期に起きた事件が二人の関係を難しくさせ、惹かれあいながらも適度に距離を保ち続ける。
何かが壊れてしまうのを恐れて、核心に踏み込まない関係性がもどかしい。こう書いていると男女間の恋話のようだが、この若者二人はどちらも男性。
そちらには興味がないのでスルーだけど、古書の目利きを発揮する場面が感動もので、クライアントの気持ちに寄り添う仕事ぶりは、仕事論としても読める一冊かも。
古書業を営む幼馴染の若者ふたりのお話。幼少期に起きた事件が二人の関係を難しくさせ、惹かれあいながらも適度に距離を保ち続ける。
何かが壊れてしまうのを恐れて、核心に踏み込まない関係性がもどかしい。こう書いていると男女間の恋話のようだが、この若者二人はどちらも男性。
そちらには興味がないのでスルーだけど、古書の目利きを発揮する場面が感動もので、クライアントの気持ちに寄り添う仕事ぶりは、仕事論としても読める一冊かも。